2018/7/30
社員インタビュー

井上直登

クリティカルな課題を解決し、akippaならではの価値を磨くキーマン

 

 

akippa株式会社に入る前

■akippaに入る前は何をされていましたか?

井上:akippaの前は新卒で入社したドリコムというソーシャルゲームや学習アプリ、ウェブ広告のサービスを開発する会社に在籍していました。

■ドリコムでは、どのようなことをしていたのでしょうか?

井上:主にサービス企画職として、新規事業の立ち上げや推進を行っていました。例えば、光通信さんとの子会社でSEO事業や美容室向けのPOSレジを販売したり、本社でmixiさんと一緒に広告サービスの企画・立ち上げを行っていました。主にBtoBの事業に関わることが多かったのですが、最後の3年間は英語学習アプリのディレクターとして、BtoCサービスの運営に関わっていました。

■なぜ企画職を選んだのでしょうか?

井上:昔から物事を考えたり、みんなを巻き込んで成果を出していくのが好きだったので、企画職を選びました。私は、チームで見た場合にサービスをスケールできるかどうかは、企画職の人間のパフォーマンス次第だと思っています。どんなに優秀なプログラマーや営業職がいても、企画がダメなら事業は成長できません。企画職が中心となってアイデアを出すことで、周りの目線を合わせ、巻き込みながらチームで事業を作っていくことができると考えています。

■そこからakippaに転職しましたね。

井上:いつか関西に戻りたいという気持ちをずっと持っていて、二人目の子供が生まれた時に、子育てを自分が生まれ育った街でやりたいという思いが強くなり、転職を決意しました。関西で今までの経験を活かすことができ、また会社としても成長性を感じられるところを探した時に、akippa以外に該当する会社は見当たりませんでした。

■成長性とおっしゃられましたが、具体的にどのような部分でしょうか?

井上:駐車場は市場としては大きいのに、デジタル化がまだまだされておらず、イノベーションの余地が大きいと思いました。シェアリングエコノミーの取り組みとしても面白いですが、駐車場×ITという切り口でもっと攻めれる余地が沢山あると感じました。ディレクター職の経験があるプロパーの社員がいないということだったので、自分のこれまでの経験が活かせると思いました。

 

現在

■どのような役割で仕事をしているのでしょうか?

井上:開発チームでディレクターとして勤務しています。akippaのサービスが始まって2年経ちますが、これまで走りながら考えてきたこと、みんながそれぞれ想いを持ちながらもちゃんとシェアされてこなかったことなどを整理して、サービスコンセプトを再定義したり、ターゲットユーザーを明確にして、それぞれに提供すべき価値、ユーザー体験を再構築しています。すぐに企画に落ちないことが多いですが、これからakippaの成長の骨格になる部分なので、プロデューサーである松井副社長と一緒に考えながら一歩づつ進めています。

■楽しいですか?

井上:サービスコンセプトなど、サービスの根幹となる部分の再設計に関われるのはやっぱり楽しいです。

 

akippa株式会社について

■akippaとはどのような会社ですか?

井上:akippaはひとことで言うと良くも悪くも「若い」会社です。良い部分で言うと、やっぱり勢いがあります。高い目標を設定して、そこへのアクションプランを明確にし、日々必死に追いかけています。その達成のためにみんながサービスに対しての思いを持って伝えてくれるのはとても良い組織だと思ってます。一方で、まだまだ事業の進め方が甘いところがあります。サービスをどうしていきたいのかという中長期的な絵を描ききれていない、あるいは伝えきれていないので、優先順位がうまくつけられていなかったり、チーム間で意思疎通がうまくいっていなかったりする部分があると思っています。逆にここさえしっかりすれば、みんなが同じ方向に向かって自走できると思っているので、早くそうできるよう頑張っていきたいと思います。

■akippaにはどんな人がいますか?

井上:akippaは営業、CS、マーケ、広報、エンジニア、デザイナー、コーポレート、別事業のチームなど、多くの部署があります。営業は更にドライバーとして利用いただく法人営業と、駐車場オーナーとして利用いただく法人営業、さらにそれが関東、関西と分かれていて、事業のステージの割に非常に多くの人間が関わっている印象です。みなさん人柄もよく、明るい方が多いです。雑談からビジネスコミュニケーションまで、とても話しやすい環境です。

 

今後どういうことをしていきたいか

■今後akippaでやりたいこと

井上:まずはakippaをもっと多くの人に満足して使ってもらいたいです。注目を集めているサービスですが、まだまだ一般ユーザー様には知られていなかったり、使ってみたけどイマイチだったという声を頂いています。例えば、ユーザーさまから「場所がわかりにくかった、迷ってしまった」という声をいただきます。私自身、ユーザーとして利用してみて、同じ経験をしたことがあります。駐車場サービスにおいて、場所がわかりにくいというのは極めてクリティカルな課題で、価格が安いとか予約が出来て安心などのメリットがあっても、この点がボトルネックになって、ユーザーの再利用につながりません。こういったボトルネックを一つづつ潰しつていくことがまずは重要だと思っています。その上でakippaならでは価値を磨いて、初めて満足して使ってもらえるサービスになると思っています。そういったことに対して、チーム全体で取り組んでいきたいです。

■将来のビジョン

井上:将来はakippaの駐車場を「なくてはならぬものにする」というのはもちろんですが、akippaからもっと派生ビジネス、あるいはまったく新しい領域での新規ビジネスを作っていきたいと思います。関西は東京と比べるとまだまだベンチャー企業の数が少なく、有望な会社となるともっと少なくなってしまいます。一つ大きな会社が出来て、そこを中心に経済圏が出来ていくというのはよくある話だと思いますが、akippaがその中心になれたらとても意義のあることだと思っています。いつかそういう日が来るように、まずはakippaをしっかり起動に乗せて、成長させて行きたいと思います。

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